胃がん 原因 患者数

2016年も胃がんの新規患者数は13万人前後で、年間5万人ほどが胃がんが原因で無くなることが予想されています。男女比で見ると男性が7割程度で女性が3割程度とやはり男性の胃がん患者数の方が多い傾向に変わりはありません。

そして胃がんによる部位別死亡者数は、男性は2位、女性は3位と胃がんによる死亡者が多い傾向も全く変わりがない状況です。特に高齢者の中での発病が多い疾患ですが、そういった状況は引き続き変わっていないようです。

高齢者に多いのは、やはりピロリ菌感染が長期にわたったことで胃粘膜がひどい状態になっているからです。あまり実年齢と変わらない人が多い胃の年令ですが、ピロリ菌感染者の胃の状態は実年齢よりも20歳も老けている人もいるのだとか。

そうなってくると60代で80代の胃の状態ということになるわけです。かなり機能的にも低下していることが考えられますし、かなり状態が良くないことも考えられます。だから必然的にがん細胞が発生してしまう。というのもわからない話ではありません。

これだけ患者者数が多い状況でもまだまだ胃がんの原因であるピロリ菌の除菌治療は進んでいません。年間のピロリ菌除菌治療者は増えているものの新規胃がん発病者を大幅に減少させる程ではないということが全てを物語っています。

少しでも胃がんの発病リスクを低減させたいのであれば、ぜひピロリ菌の除菌治療を行うことをおすすめします。病院で行う方法、自宅で行う方法など様々な方法がありますが、大事なことは胃がんの原因にならないようにしっかりと除菌することです。

その点をしっかり意識して、ピロリ菌の除菌治療を率先して行うことをおすすめします。

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